【社労士が解説】半数が107才より長く生きる?!人生100年時代の労務管理

2007年に生まれた子供の半数が107歳より長く生きる?!

厚生労働省が平成29年12月に発表した「人生100年時代構想会議の中間報告」は驚く内容でした。以下、1ページ目引用。

我が国の長寿社会はどこまで進んでいくのか。ある海外の研究を基にすれば『日本では、2007年に生まれた子供の半数が107歳より長く生きる』と推計されており、我が国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えている

と記載されおり、人生100年時代が絵空事ではないことが分かります。

同じく厚労省の発表による平均寿命の伸長も、高齢化を納得させるものです。

日本人の平均寿命
1947年時点 男性50歳、女性53歳 2017年時点 男性81歳、女性87歳

戦後から約70年で、寿命が30歳以上延びていることが分かります。

最近は人材不足が労務管理の課題とされますが、高齢化対応も避けることができない課題ですので、これをプラスに捉えて労務管理に活かせれば企業の強みとなるでしょう。

人材不足の世の中で求められるリカレント教育とは?

前述の会議では、高齢者から若者まで全ての国民が元気に活躍し続けられる社会のための鍵として、「リカレント教育」「高齢者雇用の促進」も挙げています。

「リカレント教育」とは、何歳になっても就労のために学び直し、職場復帰や転職を繰り返す学び直しのサイクルを言います。つまり、長い人生を再設計しやすいように学び直しをしましょうというものです。

次に「高齢者雇用の促進」は、高齢者の身体年齢は若くなっており、知的能力も高く、65歳以上を一律に「高齢者」とするのは現実的ではないと考え、継続雇用年齢の引き上げが検討段階に入りました。

未来投資会議での検討を踏まえ、雇用の継続を企業に求める年齢を現在の65歳から70歳へ引き上げるために高年齢者雇用安定法の改正をめざすと発表されています。

定年も引き上げへ。人生100年時代に求められる労務管理とは?

現在、定年再雇用の限度年齢は、法令通り65歳とする企業が80~90%です。今後は、65歳を高齢者と考えず、現役として活躍してもらう世の中を想定した労務管理が必要になりそうです。

「長生きのリスク」という言葉を聞いた事がありますが、決してネガティブに考えず、自分の人生を100年と考えて再設計すると面白いかもしれません。私も年を取ったなぁと感じていましたが、まだ折り返し地点の少し手前なので、まだまだ色々できることがありそうです。

皆さんも人生100年をどう生きて、どう働くか、一度考えてみてはいかがでしょうか!



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